2023/02/14 11:34
ピッチレスコートを初めて使うときは、まだスポンジが新しく硬いため、また、スポンジの扱い方に慣れていないため、スポンジ作り兼練習をしてから使い始めましょう。
ピッチレスコートをスポンジに付ける⽅法
【1】
ピッチレスコートの容器をよく振ってから容器の⼝にスポンジを密着させて上下に1回振りす
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/b12c73fa6497f62367817908a21e2a2a.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【2】
これで容器の⼝の⾯積分のピッチレスコート(丸く⽩い跡)がスポンジに付きます。
容器からスポンジに垂らして付けると、量が多過ぎるために確実に施工しにくくなるのと、仕上がりに差が出ますので、上のような付け⽅をしてください。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/a35844508dd2ce8909f493f4c81c510e.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
新品スポンジにピッチレスコートを馴染ませ柔らかくする⽅法
新しいスポンジは施⼯中にキズを⼊れやすい(柔らかいプラスチックなどは確実にキズが⼊ります)ので、新しいスポンジは事前にスポジ全体にピッチレスコートを馴染ませ柔らかくします。
【1】
↑の⽅法でスポンジにサイコロの5の⽬のように5箇所(写真ではなぜか3箇所になってますが5箇所でお願いしますw)、半分の細⻑いスポンジの場合は2箇所に付けます。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/59197cfce2401d5521e25f3819e03555.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【2】
次に、ヘッドライトなど傷が⼊りにくい部分でスポンジを擦ってスポンジ全⾯にピッチレスコートを馴染ませます。
万が⼀傷が⼊っても⼤丈夫な⾞、スチール製の⼯具箱、物置、割れる⼼配がない厚いガラスなどを使うと安⼼です。
※チョーキングや剥がれなど塗装が傷んでいないものをお使いください。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/bd771cdeb7b516c61199c06c88ccbbfa.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【3】
スポンジが全部潰れるほどの強い⼒で何度も何度も擦ります。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/6a0df64fb7316ed913b21844ccba7784.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【4】
今擦ったスポンジ表⾯を⾒ると、まだ使っていない裏⾯と⼿触りを⽐べて少し柔らかくなっているはずです。もし、「まだ柔らかくない」「もう少し柔らかくしたい」なら、さらにゴシゴシやります。(ピッチレスコートを付け⾜す時は1回のみ)
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/59c8463523ff5c5451a8c330a73d17d6.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
スポンジ戻しという特殊技
擦った⾯に⽩くピッチレスコートが残っていたら「 スポンジ戻し 」で残ったピッチレスコートをスポンジに戻せます(タオル拭き無しで施⼯ができることも)ので、ぜひ練習してみてください。
15分もあればすぐに慣れます。
【1】
この白く残ったピッチレスコートをスポンジで吸い取ります。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/f071b1d5155b525009b63f81276ed7d9.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【2】
スポンジが全く潰れていない状態にしてください。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/3e138772d737be44463978b25edbf567.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【3】
スポンジの持ち⽅は、⼩指と親指でスポンジを⽀えて残りの指全体を使ってスポンジを⾯で押さえます。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/9765128ccda84ab62480e6de92bd2808.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【4】
⼒を極⼒抜いた状態で残ったピッチレスコートを 撫でる ようにすると少しずつ消えていきます。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/3145ec5794195ef09767b2bb9899d910.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
【5】
それでも消えない時は⼒を⼊れ過ぎている可能性がありますので、さらに押さえる⼒を抜いて撫でます。
それでも消えない場合はスポンジに多量のピッチレスコートが染みこんでいる可能性があるので、ピッチレスコートがあまり染み込んでいないスポンジの裏⾯を使って撫でれば消えていくはずです。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/791720/blog/cc261d9e8ae7af96c50dcce8f55c9ac7.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
事前の練習は必須
⼒加減とスポンジに残っているピッチレスコートの量が重要なので、しっかり練習しましょう。
また、念には念を⼊れて、⾞のボディに使うならまずは⽬⽴たない部分(ボディの下の⽅など)で試して問題が無いことを確認してから使い始めてください。